「父と同じ病気の方とその家族に寄り添いたいです」
「異動を希望します」
春 私は異動届けを提出し
長くお世話になった脳神経外科をあとにした、、
病院は違えど母がくも膜下出血で倒れた時
相談に乗って頂いた先生方
スタッフ一同様
父の葬儀には沢山のお花をありがとうございました
今私は消化器内科で働いています
沢山いる
あの日の父、、、と同じ、、
C型肝炎からの肝細胞癌の方
消化器内科の患者様は低空飛行、、
何度も入退院を繰り返し穏やかに優しく
そして静かに、、
その人生を着陸させていく
退院の挨拶は
「又来るね❗」
父も言っていたんだろうな
ナースステーションにむかって、、
「又来るね❗」って、
家族の知らない父と病院との絆がそこにあり
自宅で看取るのが一番の幸せなんて言う人もいるけれど
家に帰りたい気持ちは本当だろうけど
父も帰りたかったとは思うけど、、、、
【病院で逝かせてしまった事への後悔は1ミリもない】
又明日も患者様とその家族に寄り添ってきます、、
お父ちゃん
季節は巡り又あの夏がきましたね
あなたが良く連れていってくれた九十九里の海に
皆で行きました
あと1年頑張れたなら
次女の成人式も
二人目のひ孫も
初ひ孫のゆーとが歩く姿も見れたのに、、と
思っては かき消して
誰もが通る道なのだと自分に言い聞かせ
明日も又頑張って行きます
頑張って生きます!
ひ孫のゆーとは1才2カ月になりました
孫娘達と父、、もう、、遠い日々、、